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結婚・育児のために退職、専業主婦から看護師に再就職したらブランク後の私でも子供と一緒に夢を叶えられました!
結婚や出産・育児は女性の人生でも大きなイベントです。看護師は女性が多いですし、ハードな仕事ですから、人生の大イベントをきっかけに退職する方も少なくないですよね。
それに、そういうイベントがきっかけで退職した方は、看護師としても油がのった働き盛りの場合も少なくありません。
子育てが落ち着いたので学費の捻出などのために再就職しようと思った時にはすっかりブランクが長くなってしまって、看護師はもう無理かな、なんてためらうかもしれません。それでも多くの方が再就職を成功させています。
結婚をきっかけに退職して子育てを終え、ブランクを経て再就職してみたら、意外と素敵な結末が待っているかもしれませんよ。一緒に見てみましょう!
目次 [目次を隠す]
看護師に疲れて結婚をきっかけに退職、子育てが落ち着いて再就職したE子さんの体験談
結婚さらに子育てもひと段落してからの再就職はブランクも長くなりがちです。それでも、学費の捻出のためにと思い切って再就職してみたら、子供の夢も自分の夢もかなってしまった、というE子さんの体験談をご紹介しましょう。
学費の捻出のつもりが子供も私も夢が叶った!結婚・子育てのブランク後でも再就職が成功したというE子さんの体験談
私が看護師になったのは、母も看護師だったので、母の姿を見て「素敵な仕事だなぁ」と思っていたからです。母は救急や外科のようなハードな所でバリバリ働いていていかにも頼りがいがある人でした。
専門学校を卒業した時、母の体調が悪かったので実家の近所で就職先を探したら療養型病院しかなくてそこに就職しました。
当然仕事は日常生活援助が主で、私が就職した当時は介護士さんの数も少なくて、主に看護師が日常生活援助もほとんどやっていました。
体を使うので毎日ヘトヘトに疲れますし、せっかく専門学校で勉強したことよりも清拭や入浴介助や排泄ケアばかりしていたので、だんだん「何のために看護師になったんだろう」と思うようになりました。
仕事は毎日ただ疲れるばかりで先が見えないし、私が看護師5年目の年に母も亡くなってしまって看護師としての目標も見失ってしまい、すっかり看護師の仕事が嫌になってしまいました。
それで、当時付き合っていた彼に相談して、看護師は退職して結婚して養ってもらおうと思いました。
結婚して専業主婦になって、子供も2人生まれて、家事と子育てで手一杯でした。上の子が高校に上がって、下の子が中学に入ったら、もう子供はかなり手が離れたようになりました。
それよりも上の子が私立高校に行きだすと経済的な問題に直面して、次にこの子が大学を受験するときには下の子も同時に高校受験だということに気づきました。それで、私が手が空いてきたので働こう、ということになったんです。
結婚で退職してから15年以上経っていますから、再就職先はかなり悩みました。先を考えると長く働けて指導をきっちり受けられるところが良いと考えて、市内の総合病院に再就職しました。
実はもう再就職して4年になるんです。そう、上の子もこのたび大学に、下の子は高校に無事に入学しました。
上の子は英語を活かした仕事を希望しているんですが、夢だった私立の英文科に入学できました。「ずっと私立でお父さんお母さんに迷惑かけてばかりだけど、私が仕事で稼いでお母さんを楽にさせてあげるから」なんて言ってくれます。
下の子は「お姉ちゃんの分も私が公立で節約してあげる」なんて言って公立高校に進学しましたが、そう言いながらもしっかり自分の将来を考えているようです。
私はと言うと、最初の2年はしばらくぶりの仕事だったので、内科の外来を希望して配属になりました。でも、子供が受験期になると面談や行事が多くて日勤だけの仕事ではかえって休みがとりにくいので、3年目からは消化器内科の病棟に異動を希望しました。
外来と同じ科の病棟に配属になったので、入院患者さんの中には知っている方もいますし、勉強もしやすくて仕事にもわりと早く慣れることができたと思います。
最初は体力がつらかったですが、夜勤があるとかえって休める時間も長くとれるのでそれもありがたかったです。
そして、今勤めている消化器内科にはがんの末期の患者さんもおられます。つらい思いをしている患者さんのケアをしていると、感謝してもらえることがとても多いんです。これがとても嬉しくて嬉しくて。
看護師の仕事は嫌になったと思っていたけど、今になって、母の姿を見て憧れていた看護師に、一歩近づけたような気がして毎日やりがいを感じて仕事ができています。
子供の学費を稼ごうと思って再就職したのに、私も子供も夢が叶うことになるなんて思ってもみませんでした!
なぜ?結婚をきっかけに看護師は退職するの?
看護師はなかなかハードな業務内容なのに、女性が多い職業ですよね。体も使ってハードな仕事をしていると毎日疲れてしまいます。気難しい患者さんに神経を使ったり、重症の患者さんに心を砕いたりしていると心も疲れます。
こうして看護師の仕事に疲れてしまったとき、E子さんのように配偶者に養ってもらって退職しようと思うのも無理はありませんよね。
それに、結婚を考えるとなると出産や子育てというイベントも後に控えるわけですから、時間も不規則で忙しい看護師の仕事との両立はより難しくなると考えますよね。そのために退職する方も少なくないはずです。
結婚がきっかけで退職したのに、どうして再就職しようと思うの?ブランク中にどんな変化があるの?
看護師の仕事に疲れてしまったはずなのに、どうして再就職しようと思うのでしょうか?ブランク中にどんな変化があるのでしょうか?
ブランク中には生活環境が大きく変化します。E子さんの場合もそうですが、結婚・出産してすぐは慣れない家事や育児に追われる日々が続きます。でも、それも長く続くと慣れてきますし、何より子供が成長するとそれにつれて手も離れていきます。
子供が成長するにつれ、専業主婦の母親は手が空くようになり仕事ができるほどの時間ができるようになります。
それに対して、子供が成長すると高校・大学への進学やそのための塾・習い事の費用などがだんだんかさむようになります。E子さんもその現実に直面したと話していましたよね。
そうすると学費の捻出のために仕事に出てもいいかな、という気になってきます。看護師の仕事は他のパートや事務職などと比べると給料も良いですから、また働いてみても良いかな、という気になってきますよね。
子育てにひと段落してブランクを経ての再就職、おすすめの再就職先は?
では、育児をひと段落終えて、子供の学費の捻出や将来の蓄えなどを考えて再就職するとき、おすすめの再就職先はどんなものがあるのでしょうか?
ブランクの影響を考えて、ブランクが仕事に影響しにくい、あるいはブランクを補える職場を探してみて
E子さんは結婚をきっかけに退職してブランク約15年での再就職でしたよね。
「子育てがひと段落する」というのは感覚的なものなので、その方によってもブランクの長さは違うことでしょう。
一番下の子供の幼稚園入園や小学校入学がきっかけで再就職を考えるならブランクは10年未満かもしれませんが、中学校・高校・大学の入学や卒業をきっかけに考えるなら、ブランクは10数年から20年以上ということもあるでしょう。
いずれにしてもブランクは長めになりますので、まずはブランクが仕事に影響しにくいような職場を選ぶか、ブランクを補える職場が望ましいことになります。
例えば、ブランクで知識や技術を忘れている、ということが気になる方ならば、慢性期病棟やデイケア・介護施設など日常生活援助が中心になる職場や、クリニックの外来など診療科や業務が限定されているとブランクが影響しにくいです。
あるいは、ブランクを補える職場としてはE子さんのように教育指導体制が整っている医療機関を選ぶのも良いでしょう。あるいはマニュアルなどが整備されている職場も、仕事に早く慣れやすいです。
ところで、ブランクで衰えるのは知識や技術だけではありません。体力や仕事の感覚も衰えます。そういう意味ではE子さんが最初に配属になった外来のように日勤に限定された仕事なら、仕事初めの期間でも体にリズムがつきやすいですよね。
この際、人生設計も見直して再就職先選びに結び付けてみよう
せっかく、子供の学費の捻出や将来の蓄えのために働こうとなったのですから、再就職をきっかけに人生設計も見直してみて、そのうえでそれに適した職場を選ぶのも良いでしょう。
E子さんの体験談を見ると、おそらく何らかの将来設計をしたうえで、「長く働けて教育体制が整っている総合病院」を選んだのだと思います。
例えば、安定した給料をより多く長い期間確保したいという方なら、E子さんのように昇給も見込める正規雇用でフルタイムで働くのが良いでしょう。それも総合病院なら、給与体系や待遇がきっちりしているところが多いです。
また、この再就職をきっかけに看護師の仕事に力を入れて頑張りたい、という方なら、教育体制が整っているところが良いですよね。
E子さんが再就職した総合病院やケアミックス型の病院なら、E子さんが外来から病棟に異動したように、自分のライフスタイルに合わせて部署異動を希望することも可能かもしれません。
当面子供が自立するまでの数年働ければいいかな、と考えているならば、小規模な雇用先やパートタイムのほうが気軽に働けて良いかもしれませんね。
さあ、考えてみましょう。あなたは今後どんな生活を思い描いていますか?そこから考えるとどんな職場が良いでしょうか?
E子さんは再就職する前には思いつかなかったようですが、この再就職をきっかけに、お子さんの夢を実現するだけじゃなく、自分の夢も実現できるかもしれないんです、そんな将来を考えただけでワクワクしますよね。
再就職したらこんなことに気を付けてみて!
子育てをひと段落させて再就職しようというあなたなら、ある程度ブランクを置いての再就職のはずです。仕事に慣れるまでは、苦労も覚悟、といったところでしょうか。
何のための再就職だったかを思い出せば元気が出てくる!
ブランクが長いのですから、再就職してみていざ「さぁ働くぞ!」と張り切っても、最初はなかなか仕事に慣れず、体も心も頭もヘトヘトになるかもしれません。
ブランク前はそれで「しんどい!もう看護師の仕事はやめよう」と思えたかもしれません。でも、今は違いますよね。あなたは自分のためだけではなく、お子さんや家族の、さらにはその未来のために働いているはずですよね。
働き始めて仕事になかなか慣れないのは仕方のないことです、辛い時にはお子さんの顔や家族の顔を思い浮かべてみてください。
この時の「がんばろう!」と湧き上がってくる気持ち、これはブランク前にはなかった思いなのではないでしょうか・
E子さんが体験談で話していたように、お子さんが夢を叶えて喜んでいる姿やお子さんも頑張っている様子を見たら、もっと頑張れる力が湧いてきますよね。
まとめ
いかがでしたか?結婚を機に退職し子育てをひと段落させての再就職はどうしてもブランクが長くなりがちですが、それでもあなたにぴったりの職場が見つかれば、E子さんのように充実したものにできるんですね。
ブランクが長いと職場選びには慎重になりますし、こちらの希望する条件も慎重なってくるでしょうから、再就職活動には転職サイトの活用がおすすめです。
転職サイトでは担当のコンサルタントがあなたの将来設計に合った再就職先を探してくれるだけでなく、就職活動まで応援してくれますよ!
執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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