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出産・子育てのため専業主婦に→再就職したら看護師との両立が出来て子育てのプラスにもなった!
出産や子育てをきっかけに退職して専業主婦になる看護師もいますよね。
病棟で夜勤があるなど時間が不規則だったり、仕事がハードだったりすると、看護師と子育ての両立は難しいものです。
でも、子育てが落ち着いてきたら、どうでしょうか?子育てと仕事を両立して、楽しく仕事もできるなんてそんな風にうまく再就職するにはどんな再就職先を見つければ良いのでしょうか?
目次 [目次を隠す]
子育てに専念する専業主婦から、看護師との両立へ!再就職してみたらなんと子育てにプラスになったという体験談のご紹介
それでは、まずは看護師として再就職して、子育てと仕事との両立に大成功できた、というC子さんの体験談を見てみましょう!
専業主婦から、子育てと看護師の兼業主婦へ変身!仕事との両立だけでなく、意外にも子育てにプラスになることがあったというC子さんの体験談
こういうこと言うとよくないと思うんですけど、看護師の仕事が好きになれなかったんです。
大学で看護を勉強していた時は楽しかったんですよ。卒業してかっこよく救急とか外科とかで働いているイメージで就職したんですが、慢性期の病棟に配置になったので日常生活援助が必要な患者さんが多かったんです。
それはそれで看護が必要なのはわかるし、高齢者が好きな友達はとても楽しそうに仕事をしていたんですけど、自分の希望じゃなかったので、どうも仕事が好きになれなかったんですよね。
日常生活援助って体を使うからけっこう疲れましたし、病棟の先輩もけっこう年配の人が多かったので、私達若い看護師は夜勤が少し多めになっていたような気がします。
異動を希望したけど、キャリアもないからなかなか聞いてもらえなくて・・・で、4年目の年度の終わり頃に、いいタイミングで授かり婚になったんですよ。
このタイミングで配置変えになってもすぐに産休に入るし、子供を堕ろしてまで仕事を続けるとか考えられなかったし、もうこの際看護師を辞めちゃうほうがキリが良いと思いました。
妊娠7か月くらいで退職して、そこからは出産の準備をして、出産したら子育てでしょう?看護師を辞めたからって、そんなにゆっくりする暇はなかったですね。
立て続けに3人出産してずっと子育てに専念してきましたけど、一番上の子が小学校に一番下の子が幼稚園に入ったら、退職してから初めて自分の時間が持てたような気がします。
ああ、こんなに時間があるんだ!って感じでした。最初は友達に声をかけてお茶をしに行ったりしていたんですけど、友達は似たような年の子供を抱えているから、そうそう付き合ってもらえなくなってきたんですよ。
それに子供がそれぞれに大きくなるとお金もかかるでしょう。それで、子供を小児科に連れて行ったときに、パート看護師募集の張り紙を見てピンと来たんです。子供が出ている間に仕事をするのもありだな、って。
それでパートの職場を探しました。色々探した結果、近所の耳鼻科のクリニックで働くことにしました。ちょうど子供が幼稚園や学校に行っている時間帯に働ける仕事です。
患者さんにはうちの子と似た年代の子供も多いので、私は相手をするのが得意ですし、子供の病気の勉強にもなります。
今まで見たことのない器具も扱いますが、先輩達が「私達も最初はこんなの何か全然知らなかったよ」と言いながら教えてくれました。
先輩看護師に育児経験がある人が多いので、急な休みなどの相談にも乗ってもらいやすいのが何よりも助かっています。みんなで助け合いながらシフトを回しています。
仕事の相談だけでなく子育ての相談にも乗ってもらえるし、子供の病気の相談も先生にできるし、とても心強い味方ができた!という感じです。
半年経ってだいぶ私も子供も仕事に慣れてきたので、最近は幼稚園のお迎えを済ませてからもう一度夕方の診療に出勤することもあるんですが、子供たちの成長も著しくて、一番上の子がしっかりめんどうを見てくれています。
たまにご近所さんに子供をお願いするようにもなり、交流もできました。その代わりにこっちも「最近はあそこの学校でこういう感染症が流行ってるから、手洗いしっかりさせたほうがいいよ」なんて教えてあげたりして。
再就職するまでは、「子育て両立できるかな」とか「仕事は子育ての邪魔になるんじゃないか」と不安でした。でも、やってみたら仕事は子育てにプラスになっている、って思っています。
少し収入に余裕ができたので、私が最近イライラしなくなった、ってこっそり一番喜んでいるのは主人かもしれませんね。
なぜ?結婚や育児をきっかけに看護師が退職する理由
C子さんは希望していた部署に配属されなくて、看護師の仕事が好きになれなかったんですね。そうです、一口に看護師と言っても分野や職場は様々ですから、配属された場所で仕事や職場が好きになれるかどうかは重要ですよね。
それに、C子さんのように日常生活動作が多い部署だと体力的に疲れてしまいます。重症患者さんを多く扱う部署では、精神的に疲れてしまう方もいるはずです。
看護師の仕事が好きになれず、疲れてしまった時に、結婚・出産・育児という機会は退職の大きなきっかけになります。
だって、結婚や育児は女性の生活を大きく変えることになるイベントですよね。
もっと看護師を続けていたい・看護師の仕事が好きだという方でも、夜勤や変則シフトや残業などがあると子育てと仕事を両立させるのは至難の業です。両立を諦めて退職するのも仕方のないことだと言えるでしょう。
家族の協力がない、近くにちょうどよい保育所がない、など環境に恵まれなければなおさら、看護師は辞めるしかないかな、と考えますよね。
両立は難しかったはずなのに再就職に一歩踏み出す、ブランク中の気持ちや環境の変化は?
C子さんのように一番下の子供が幼稚園や小学校・中学校に上がるなど「ちょっと子育てがひと段落したな」という時が来ると、それまで子育てに追われていたところに急に空白の時間ができます。
C子さんはこのとき「退職してから初めて自分の時間が持てた」と感じた、と話していましたよね。主婦、特に小さい子供を抱える主婦は、実は年中無休24時間営業中です。
それが、子供が不在の時間ができることで自分の時間ができるわけです。それまで子育てに追われていた方にとっては、可能性がぱぁっと広がるような感覚になるかもしれません。
しかも子供が大きくなるとお金も必要になりますし、友達と遊びに行くならそれはそれでお金も必要になります。
そうすると、「どうせ時間があるならお金を使うほうだけでなく、お金を作ろう」という風になりますよね。
また、看護師の仕事が好きだけど、両立を諦めて退職したという方ならば、待ってましたとばかり好きな仕事に戻るタイミングが来た!となるかもしれませんね。
結婚して子育てに専念していた看護師におすすめの再就職先は?
まずは子育てと仕事の両立を優先できる職場を選んで
結婚して子育てに専念するために看護師を退職していたあなた、子育てが少しひと段落したとはいえ、まだ全く子供から手が離れているわけではありませんよね。
そうすると、まず大事に考えたいのは、子育てと両立できるような条件が整った職場、ということになります。
C子さんは「近所の耳鼻科のクリニックのパート」に再就職しました。さて、ここにはどんな要素が含まれているのでしょうか?
あなたの子育ての環境はどうなのか考えてみよう
仕事よりも子育てを優先したいわけですから、再就職先を探す前にあなたの子育ての環境を客観的に洗い出してみましょう。
C子さんの場合、話の中に両親とか保育所という話が出てきませんでした。つまり、仕事で家を離れている間に、子供を任せられる相手がいなかったということのようです。
これは再就職するときにはとても大きな課題ですよね。
ですから、C子さんは何かあれば自分がすぐに戻れる「近所」で、子供が幼稚園や学校に行っている間に働ける「パート」を選んだわけです。
あなたの子育ての環境はどうでしょうか?近くに両親や友達など頼れる相手はいますか?ご主人に子供のお迎えをたまにお願いしたりできるでしょうか?すぐに使える保育所はありますか?
看護師の職場は多様なので、働き方の選択肢がたくさんある!
あなたの子育て環境を振り返ってもらったら、次は子育てに支障がないという条件で様々な種類の求人に目を通してみてください。
意外と、あなたの条件に合う求人はたくさんあるかもしれませんよ。
C子さんのように働ける時間に限界がある方や、まだ子供が心配だという方はパートタイムから都合が良い時間で働ける職場を選ぶと良いでしょう。
幼稚園のお迎えやお迎え後の子供を両親やご主人にお願いできる、あるいは長時間任せることができる保育所があるという方なら日勤ならフルタイムで働けるかもしれません。
ご主人の勤務時間が決まっていて夜のことはしっかり頼めるなら、かえって夜勤もあるフルタイム勤務のほうが、あなたが流動的に動けるので都合がいい場合もあるでしょう。
子育てに理解のある雰囲気の職場を選ぼう
もう一つ、大事なことは、まだあなたは子育て中なのですから、子育てに理解がある職場を選ぶということです。
あなたと同様に子育て中の先輩が多くいる職場も良いでしょう。C子さんのように、子育てや子供の病気まで相談できるような頼りがいのある職場ならなお良いかもしれませんね。
あなたのキャリアやブランクに見合った職場も考えておこう
「子育てがひと段落したかな」「仕事と子育てを両立できそうかな」と感じるタイミングは人それぞれです。このサイトをご覧になっている方にも、様々なキャリアをお持ちの方や様々なブランクの長さの方がいることでしょう。
特にブランクが長い方、ブランク前のキャリアが短い方は、再就職先選びの時には業務内容を見てあなたのキャリアとブランクに見合った職場もしくは教育体制が整った職場を探しましょう。
C子さんはブランク前は慢性期の病棟でキャリアもそれほど長くありませんし、ブランクは7~8年程度ですから、もしかすると看護技術にはあまり自信がなかったのかもしれません。
でも、「耳鼻科の器具なんて私達みんな最初は知らなかったよ」と先輩が教えてくれたので仕事に馴染むことができました。これまでのキャリアが仕事に差し支えないような職場を選べていたんですね。
子育てと仕事を両立するために、職場での注意事項は何?
職場の同僚の看護師にもあなたと同じように家庭があり日常生活があるのだということを忘れずにいましょう。
あなたは子育てを優先したいかもしれませんが、その時、同じことを同僚も考えているんです。同僚にも大事にしたい家族や生活や時間があるんです。
それをよく考えたうえでお互い助け合ってこそ、子育てや家庭と仕事が両立できるというものですよね。
C子さんのように職場の同僚に子育てなど日常の悩みを相談して助け合える関係が作れると申し分ないですね。
まとめ
いかがでしたか?ブランクがあって子育て中でも、ちゃんと条件を整えて再就職先を選べば、C子さんのように「仕事を子育てへのプラスにする」ことも可能なんですね。
これを読んでおられる方もそれぞれにブランクやキャリアも違うでしょうし、子育ての環境が違うことでしょう。一人でC子さんのように素敵な職場を探すのは大変かもしれません。
それに、子育てをしていると、就職活動にあまり時間を割けない場合もあります。
転職サイトを利用して、効果的に再就職先を見つけましょう。そして、あなたの子育てのプラスになる再就職をしてみませんか?
執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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