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ブランク看護師なら再就職前に知っておきたい、最近の注射事情

ブランク看護師なら再就職前に知っておきたい、最近の注射事情

ブランクをおいて再就職したいけれど、久しぶりに注射をすると考えるだけでも、緊張するような方や不安になるような方もいると思います。

また、ブランクがあってもなんとなく感覚を覚えているから、私は大丈夫なんじゃないかしら、と思っている方もおられるでしょう。

ブランクの間には医療情勢も進歩したり変化したりしていますので、就職してみると思っていたのと全然違う、ということもあります。

では、ブランクがある看護師なら再就職する前に知っておきたい、注射についての最近の事情を見てみましょう。

ところで、注射とセットにしてよく語られる看護技術に点滴や採血がありますが、点滴については当サイト内の「ブランク看護師なら再就職前に知っておきたい、最近の点滴事情」、採血については「ブランクがある看護師の再就職、採血がキーワード!」をご覧になってみてください。

注射に関連する看護技術の変化

ワンショットの増加

ワンショットの増加

基本的に、静脈注射(いわゆるワンショット)は危険度が高いため、従来看護師が実施すべき業務ではないとされていました。

平成14年9月の厚生労働省通知によって看護師による静脈注射は診療補助業務の範囲内であるとされ、それに沿って翌平成15年4月に看護協会から「静脈注射の実施に関する指針」が出されました。

そこから徐々に各関係機関でも看護師によるワンショット注射が実施されるようになり、最近では三方活栓など器具が安価になって普及したこともあって看護師が点滴の側管から注射投与(いわゆる側注)も増えています。

看護師がどこまで注射を行うかの線引きは各医療機関によって基準が異なります。

抗がん剤や昇圧剤・血圧降下剤など危険を伴う薬剤に関してはこの限りではありません。実際のところは看護師がどこまで注射を行うかの線引きは各医療機関によって基準が異なるため、再就職して業務にあたる際には基準をしっかり確認しましょう。

筋肉注射・皮内テストは減っている

筋肉注射・皮内テストは減っている

筋肉注射は現在では減ってきています。薬剤による筋肉への影響が指摘されており、特に大腿四頭筋への実施は減っています。実施する場合は上腕二頭筋や大殿筋に行う場合がほとんどです。

病歴聴取時にアレルギー確認をすることと、初回投与時にゆっくりと点滴投与してアレルギー症状がないかを確認しています。

また、抗生物質投与開始前の皮内テストも減っています。現在は病歴聴取時にアレルギー確認をすることと、初回投与時にゆっくりと点滴投与してアレルギー症状がないかを確認しています。

注射に関連する器具や薬の変化

キット製品が増えている

キット製品で調剤ミスを避けることができ、薬液の清潔を維持することができます。

注射溶液でも薬剤と溶解液の混合作業が不要なキット製品が増えています。混合作業が不要なため、調剤ミスを避けることができ、薬液の清潔を維持することができます。

キットに既に針までついているもの、注射針をつけなければいけないもの、エア抜きが必要なものなど、薬液によってそれぞれ扱いが異なるので注意しましょう。

また、インスリン製剤でも以前はペン型ホルダーに専用のバイアルを入れて使っていましたが、現在はほとんどがホルダーとバイアルが一体となった形のものになっています。

見分けも、つきやすくなっています。

以前はホルダーの中のバイアルを見て薬剤を確認しづらかったですが、ホルダーに薬剤名がプリントされているので、一見して見分けがつきやすくなっています。

再就職にあたり、ブランク看護師のための注射の心得

注射の技術に不安があるなら、再就職の前に研修の受講についても考えておこう

注射の技術に不安があるなら、再就職の前に研修の受講についても考えておこう

再就職するにあたってとにかく自分の技術に不安がある、という方は研修を受けることを考えておきましょう。注射は薬剤の投与経路の中でも、患者さんの体に傷をつけるうえ、薬剤の影響が速く大きく起こりやすい技術です。

看護協会やナースセンターでブランク看護師向けの研修を行っていますが、都道府県によっては注射の研修を行っていないところもあるのでよく調べてみてください。

必ずしも都道府県看護協会の会員でなくても受講できますし、越境して隣県の研修を受けることもできます。

また、多くの医療機関では院内研修やOJTで技術指導を行っています。きちんとした研修を行っているかどうかを、職場選びの基準にしても良いかもしれません。

あなたのために!マニュアル類、特に看護基準は必ず確認しよう

マニュアル類、特に看護基準は必ず確認しよう

ブランクの長い短いに関わらず、職場が変わると看護基準は異なりますし、数年ブランクを置けば以前の職場に復帰するにしても看護基準が変化していることもあります。

再就職したら必ずマニュアル類は確認しましょう。この薬は看護師が実施してもいい注射なのかどうか。繰り返しますが、注射は患者さんに速く大きな影響を与えかねない技術です。

看護師が注射を実施するには医師の指示が必要ですが、何かトラブルや事故があった場合には、最終実施者として看護師が責任を問われることがほとんどです。

ブランクがあるとこういった看護上に発生する責任問題にも疎くなりがちです。厳重に慎重にマニュアルや指示を確認することは手間にはなりますが、患者さんだけでなくあなたを守る手段だと思ってください。

職場の特性を考えて、保険への加入も

職場の特性を考えて、保険への加入も

看護協会では医療事故などの訴訟に対応できる保険を準備しています。任意保険なので加入は任意ですが、一部医療機関では看護師を守るために就職時に加入を必須としているところもあります。

医療事故の訴訟では、とかく看護師はその現場に居合わせていることが多く、特に注射や点滴など投薬の事故では、過失の当事者となり、重く賠償責任が問われます。

注射を多く扱う医療機関や患者の急変対応などが必要な医療機関に再就職するのであれば、加入を考えておいたほうがいいでしょう。

筋肉注射・皮下注射が上手い人はそれを自分の武器にできる

筋肉注射・皮下注射が上手い人はそれを自分の武器にできる

ひと昔前は注射と言えば筋肉注射のようなイメージも強かったですが、筋肉注射などの機会が減っていることから、最近に看護師になった人では筋肉注射をやったことがないという人もいますし、技術的に未熟という場合も少なくありません

ブランクがあってもブランク前は経験が豊富な看護師はどうすれば痛くない筋肉注射や皮下注射ができるかということはよく知っていますし、患者さんもよくそのことを知っていて「年配の看護師さんは注射がうまい」なんて話したりします。

経験がある方はご存じでしょうが、静脈注射と比べると筋肉注射や皮下注射は注射範囲も広いので比較的技術としては難しくないですが、痛くならないコツがありますよね。

そういう技術は若い看護師にはない技術ですので、注射を多用する現場では宝です。ぜひ、再就職の際にあなたを売り込む武器にしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

注射にまつわる最近の周辺事情は、変化しているところもあれば、変わらないと感じるところもあるでしょう。また、再就職先によってはブランク前の職場とは事情が違う場合があることも理解していただけたでしょうか。

いずれにしても、ブランクがあると技術や知識だけでなく、仕事の勘のようなものも落ちるものです。注射は患者さんにとっても実施する看護師にとっても様々な危険を孕む業務ですので、再就職の前に準備をしておきたいものですね。

再就職では注射を行える医療機関を希望しているという方も、注射はもう勘弁してくださいという方も、ブランク後の再就職先探しには転職サイトを活用してみてはどうでしょうか?

転職サイトは注射のように職場で必要になる看護技術といった細かい情報にも対応して、あなたに合った職場を見つけてくれますよ!

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