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ブランクのある看護師も気になる、訪問看護のお仕事ってどうなの?

看護師として再就職しようと思い求人を見ていると、色々な種類の職場があります。ブランクをとっている間にこんなに色々と職場が増えているのか、と思う方もいると思います。
中でもここ数年で特に増えている求人の一つに訪問看護があります。厚労省の意向で高齢者の増加や医療費関係の予算が増えていることや入院期間を短縮する方針により、在宅医療が進められています。
それによって、在宅医療を扱う医療機関や訪問看護ステーションも増えているので、求人も増えているのです。
でも、求人は気になるけど、ブランクがあるのに訪問看護なんてできるのかな、と思いませんか?ブランクがある看護師にとって訪問看護の仕事ってどうなのか、一緒に見てみましょう!
目次 [目次を隠す]
ブランクがある看護師にとって訪問看護はここが働きやすいかも
時給・給与が良い

訪問看護の求人は他の職場(例えばクリニックや老健施設など)で働くよりも時給や給与が良い場合が多いです。
小規模な訪問看護ステーションなどでは、ステーションを立ち上げた人自身が看護師であることが多いです。このためか、働く人も十分な給与を得られるようにと考えている良心的な事業者もいます。
また、訪問看護業界は慢性的な人手不足となっている地域も多くあります。このため、高い給与を出してでも雇いたいという事業者もいます。
仕事の拘束時間が短くて済む場合や自由度が高い場合もある

パートタイムの場合ですが、「訪問1件(30分もしくは1時間)につき〇〇円」といった雇われ方の場合が多いです。このため、仕事で拘束される時間を短くしようと思えば、何件訪問するか自分で選択して調整できます。
また、訪問に関してはよほどの事態が発生しない限り(例えば、訪問先で相手が倒れていて救急受診に付き添ったなど)基本的には残業は発生しません。
訪問日の変更も訪問先との調整ができる場合もあります。これなら、出産や育児のためにブランクをとって現在も子育て中、という人でも働きやすいかもしれませんね。
訪問先によって必要な技術が限られる場合もある

訪問先によっては、一定の処置をするためだけに訪問することもあります。たとえば、CVポートの針の交換だけのため、とか、人工肛門の装具交換のためだけ、という場合です。
このように処置が限られている場合ならば、ブランクが長くて再就職したばかりの時でも、まずは必要な処置から覚えるようにすれば良いので働きやすいかもしれませんね。
決まった患者さんと向き合って接することができる

「前の職場が忙し過ぎた」「大勢の患者さんを相手にしたり、次々やらなければいけない仕事に疲れた」といった理由で看護師を辞めたという人もいるのではないでしょうか。
そんな「一人一人としっかり向き合いたい」というあなたには訪問看護は合っているかもしれません。訪問看護の相手先は限られているから、その相手先のために手を尽くすことができるからです。
患者さんの日常生活と密接した看護ができるのも訪問看護の面白さの一つです。
ブランクがある看護師は訪問看護の職場を選ぶとき、ここに注意
高い時給の裏側には何がある?

時給・給与とともに、就労条件や移動方法などを必ず確認しましょう。特にパートタイムの場合は、訪問先に直接訪問してそれと別にステーションに定期的に通うというところも多いです。
パートタイムの場合は訪問先を往復する時間は就労時間には含まれないことが多いです。また、移動時間や訪問先の希望を考えると、一日の訪問先を詰め込むこともできない場合があります。

時給は良くても、「1件あたり〇〇円」という計算方法の場合に一日トータルで見るとそれほど効率的に稼げないこともあります。
また、訪問先への交通費が時給に含まれているということもあります。訪問には手持ちの車や原付を使い、ガソリン代などが時給に含まれる場合もあります。
すると、訪問先がどこか、ということも大事な要素になってきます。あまり遠い訪問先ばかりだとロスが大きくなってしまいますよね。
最初は適切な指導が受けられるところが良いかも

特に小規模な個人経営の訪問看護ステーションでは、ブランクによっては採用を敬遠されることがあるかもしれません。指導にかける時間が十分取れないことがあるからです。
事業主が企業ならば指導は問題なく受けられる場合がほとんどです。ブランクを経ての再就職は適切な指導を受けられる職場を探すと安心ですよね。
書類仕事はオンラインのシステムを入れているところが便利かも

訪問看護と一口に言っても、ただ訪問して処置をすれば良いというものでもありません。訪問看護を充実させるために、訪問看護計画や訪問看護記録などを作らなければなりません。
最近はパソコン・スマートフォン・タブレットを使って記録できるオンラインのシステムを使っている訪問看護ステーションもあります。パソコンなどが使える人にとっては、こちらのほうが書類仕事が簡潔になるでしょう。
ブランクがあると、訪問看護で難しいことは何だろう?
ここまで、ブランクがある看護師から見た訪問看護の働きやすさと職場選びで気を付けたいことなどを見てきました。最後に、訪問看護で気を付けたほうが良いことを見ておきましょう。
訪問先との距離感をどう保つかがカギ

訪問看護は自宅で行われるという特殊性があります。訪問先によっては「来た人には何をさせても良い」と言わんばかりに看護師の仕事ではないようなことを要求されることもあります。
また、訪問先によっては人間関係が個人的なものに陥りやすい場合があります。このときに看護師は仕事として適切な距離感が保てないと、仕事に支障が出ることもあります。ただ同情するだけではできない、そんな難しさがある仕事なのです。
でも、相手を思いやり信頼される良好な人間関係も必要です。仕事として割り切るところとのバランスが難しいですが、訪問先とどんな人間関係を作るかが訪問看護を成功させるカギでもあります。
ブランクがあると、仕事としての線引きの感覚も忘れていることもあります。冷静に距離感を見つめられる目も持ちましょう。
職場に頼れる人を作ることが大事

特に直接訪問先に通うようなパートタイムの場合は、同じ職場の人との接点が少ないために、仕事が孤独になることもあります。
ブランクがあると訪問先で困ることや看護の方向性で迷うことも少なくないでしょうから、一人で抱え込まずに職場に相談することが大事です。
まとめ
いかがでしたか?訪問看護はブランクがある看護師から見ても、魅力的な職場でもあり、難しさもある職場ですよね。
どんな職種にも長所短所がありますから、訪問看護自体がどうかということを考えるよりは、あなたに合う訪問看護ステーションを見つけることのほうがよほど大事かもしれません。
ブランクがあるあなたに合う訪問看護の仕事を見つけるには、転職サイトで探すのが良いです!職場の情報にも詳しいですし、あなたが訪問看護に向いているかどうかも一緒に考えてくれますよ。


執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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