当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
節約が嫌で専業主婦をやめて看護師として再就職したら、ブランクがあってもこんなに稼げた!
結婚を機にすっぱりと看護師をやめてブランクに突入する人もいますよね。看護師は大変な仕事だから辞めて旦那さんに稼いでもらって、自分はゆったりとした専業主婦を夢見て・・・。
ところが、いざ専業主婦になってみると、それはそれで大変だったりもします。特に起こりやすいのは経済的な問題です。
看護師は一般的な事務職などと比べると給与が高いので、急に収入が減ってやりくりに頭を抱えたり、生活のレベルと落とさなければならなかったり、ということがよくあります。
今回は、せっかく結婚を機に退職して夢の専業主婦生活となったものの、そんな節約が嫌になって再就職したらさあどうなる?というお話しです。
目次 [目次を隠す]
専業主婦をやめて再就職したらブランクがあってもこんなに稼げた!という体験談
それではここで、実際に結婚を機に看護師を退職してブランク期間は専業主婦として過ごしていたけれども、節約が嫌になって再就職したら予想以上に稼げて良かった、というS代さんの体験談を聞いてみましょう。
専業主婦の節約生活はもうこりごり、ブランクがあってもこんなに稼げる看護師で良かった!
私はもともとあんまり看護師の仕事に憧れて看護師になったわけではなくて、母が「看護師は給料が良いし、資格があれば食うに困らないよ」と勧めるのでなりました。
働き始めると仕事は意外と性に合ってはいたんですが、5年目で血液内科の病棟に移ってからは、抗がん剤の取扱いとか、がん患者さんとどう向き合うかとか、神経を使うので少しずつ疲れを感じていました。
異動から2年ほどした頃同棲してた彼氏からプロポーズされたんです、そうです、今の夫です。それで看護師は疲れたからこれを機に専業主婦させてって頼み込んで結婚を機に退職したんです。
専業主婦になってみたら、家でやることはあるし、仕事を辞めて家に入ったんだからって夫に家事に完璧さを要求されるし・・・何より困ったのはお金でした。
同棲していた時は私の収入があったので本当に食うに困るとか、全くありませんでした。専業主婦になったとたんに収入半減ですよ?大ダメージですよ。
6年ほどで退職したから退職金も少ないし、貯金もそんなになかったし・・・でも正直、私が退職することでこんなにお金に困るとは予想していませんでした。
働いていた頃のイメージでお金を使うとどんどん退職金がなくなっちゃって、生活のレベルは落とさなきゃいけないし、節約しなきゃいけないから外食なんてとんでもないですよ。
辞めて1年半くらい経つとほとんど退職金も貯金もなくなっちゃって、いよいよこのままでは生活が立ちいかないし、子供なんてとても作れる状況ではなくなってしまいました。それで、やっぱり私が復職するしかないな、ってなったわけです。
そりゃあ、看護師に戻るのは嫌でしたよ、しぶしぶですよ。でも、節約のほうがもっと嫌だったし、限界でした。
当面子供は作れないなということもありフルタイムで、給与体系がしっかりしている病院を探しました。だって、ブランクがあるから就職は不利になると思っていたし、職場によってはこれまでの経験もお給料に加味されないと聞いていたので。
それに大きな病院なんかだと、育休とかもちゃんとしているイメージがあるから、後々子供ができたときにも働き続けられるかな、って考えて職場を選びました。
それで、地域基幹病院にもなっている病院に再就職しました。血液内科の病棟です。ブランクもそんなになかったし、前の職場に似た部署のほうが仕事に慣れやすくて良いかなと思いまして。
おかげで仕事にもすぐ慣れて、試用期間中も残業をせずに済みましたし、他の病院での看護を知っているので新しい職場でも重宝されています。働くからにはお役に立ちたいですからね。
今度の職場は基幹病院ですから、骨髄移植とか先端の治療を行っていて仕事が大変は大変なんですけど、やりがいがあるので楽しんで仕事できています。
何より良かったのは、組織がしっかりした病院で給与体系もはっきりしているので、私のブランク前の経験も考慮してお給料がもらえていることです。だから、ほぼブランク前並みにしっかり稼げています。
家計もこれで建て直せたし、貯金もしていけそうです。ああ、ブランクがあってもちゃんと雇ってもらえてこんな風に稼げる仕事ってなかなかないですよね。ありがたいです!
結婚を機に専業主婦へ!看護師が辞める理由
「結婚するから専業主婦になる」というタイミングで看護師を辞める方、少なくないですよね。その理由をもう少し掘り下げてみましょう。
看護師は心技体あらゆる面でハードな仕事ですよね。看護師の仕事が好きな人でも、疲れを感じたり、このまま働いていていいのかなと感じることがあるはずです。
そんな、仕事に疲れた時にプロポーズされて「僕が君を養うよ!」と言われてみたら、どうですか?「稼ぎは旦那さんにお願いします。ありがたく専業主婦させていただきます」ってなりますよね。
もちろん、S代さんのように「看護師はもういい、専業主婦させて!」とお願いする方もいるでしょう。
でもこの時は疲れていて心も弱っていますから、S代さんのように実は本質的には看護師の仕事が嫌になったわけではないという場合もあります。もちろん本当にどうしても看護師の仕事が嫌になる、という場合もあります。
看護師には疲れたはずなのに?ブランク中の変化と再就職する理由とは
看護師に疲れたと言いながら、看護師として再就職する・・・一見矛盾したように見えますが、S代さんの例に見るようにこれも少なくないパターンです。
看護師は専門職ですし、一般的に女性が働きやすい事務職など他の仕事と比べると給与が良いのが特徴です。フルタイムでもパートタイムでもそうです。
特に相手の男性が20代~30代前半くらいで結婚すると、看護師は結婚相手の男性と同等かそれ以上の給与をもらっています。結婚とともに専業主婦になると、収入が半分もしくはそれ以下に減ってしまうこともあります。
元々それなりの給料をもらってそれなりの生活水準になっていますから、収入が減ると突然の節約生活に突入ということになり、S代さんのようにだんだん耐えられなくなってしまいます。
そうなっていざ再就職しようと思って、看護師に疲れたから他の仕事をやろうかなと探してみても、看護師の給与の良さが光って見えます。どうしても看護師は嫌、というほどに感じている人でなければ効率よく稼ぐには看護師を選ぶわけです。
節約生活が嫌で再就職しよう、という看護師におすすめの再就職先
S代さんのように節約はもうごめん、ガッチリ稼ぎたい!というあなたにお勧めなのは、まずは給与体系がしっかりした医療機関を選ぶことです。
給与体系がしっかり、とはまずは「賃金表」があることです。実は多くの医療機関では賃金表がなく、昇給などの基準がはっきりしていないのです。
S代さんが選んだ基幹病院や規模が大きな病院や公立の病院などでは、賃金表が整っていることが多いです。また、得てして賃金表が整っているような病院はブランク前の経験も考慮されやすいですし、福利厚生などの待遇も整っているものです。
ブランクがあるとはいえ、どうせ看護師として再就職するならせっかくブランク前に培ったキャリアも踏まえてお給料をいただきたいですよね。
そのほか、統計で見ると規模が大きな病院、それも急性期病院で基本給が高いという結果が出ています。あるいは急性期系の病棟(主に外科系)では残業や夜勤が多いために手取りの平均月給が多い傾向があります。
ガッチリ系のあなたの場合はこのような病院を選んではいかがでしょうか。
また、S代さんほどガッチリ系ではなく、そこそこ金銭的に余裕ができればいいし今の専業主婦的な生活もあまり変えたくないという方もおられますよね。
そういう方は日勤だけの職場でも、看護師以外の事務や接客などの仕事よりは看護師のほうが短時間で効率的に稼げます。職場としても外来・透析室・デイサービス・訪問看護など様々ありますし、パートタイムなら生活に合わせて仕事を選べますよ。
節約が嫌で再就職するというあなたのための再就職先での注意事項
給料と仕事の責任や大変さは比例するかも
先ほどガッチリ稼げるおすすめの再就職先を紹介しましたが、基幹病院や大病院・急性期病院や急性期病棟となると、特に給与が高いぶん、求められる仕事の責任も大きいです。
急性期病棟など手取り月給が多い部署では、やはり仕事量も多い傾向があります。
S代さんの再就職先もブランク前の職場と比べて高度な治療を行っていて忙しさも増しているようです。でも、それを楽しみながら稼いでいるところにS代さんの強さが見えますよね。
もらうものが増えるぶん、しっかり仕事しようというこちらの心構えも必要かもしれませんね。また、S代さんのように持っているキャリアを発揮しようという気持ちがあると再就職先でも喜ばれますよね。
また、しっかり稼ごうと思って復職すると、家庭よりも仕事に使う時間や体力が一気に増える可能性が高いです。仕事と生活とのバランスを考えましょう。
まとめ
いかがでしたか?ブランクがあっても、S代さんのようにしっかり稼げるような職場に復職することができるんですね。
ところで、給料が高い職場を選ぼうと思うと、ブラックな職場に行き当たらないとも限りません。
ですから、再就職先には転職サイトのコンサルタントから信用できる情報をしっかり得たうえで職場選びをするのがおすすめですよ。
なお、S代さんのようにフルタイムで働いてガッチリ稼ぐのはきついな、という方は当サイト内で専業主婦からパートタイムで復職した例もご紹介していますので、ご覧になってみてください。
執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
看護師、ブランクからの求人は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。