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精神的な病気で退職した看護師だけど、療養生活をやめてブランク後にハッピーな再就職ができた!

精神的な病気で退職した看護師だけど、療養生活をやめてブランク後にハッピーな再就職ができた!

看護師は様々なストレスが強い仕事ですよね。ブランクがある看護師の中にはストレスなどによる精神的な病気が理由で退職したという方もいます。

では、精神的な病気から乗り越えてもう一度看護師として働きたいって思った時にどんなことに気を付けたら良いのか、一緒に見ていきましょう。

精神的な病気を乗り越えて復職した看護師の体験談

ここで、精神的な病気のために退職しブランクを経て復職したN子さんの体験談をご紹介しましょう。

精神的な病気で退職、看護師としての自信も失くしていたけど、復帰できた

緊張とプレッシャーに押しつぶされそう…!

私は大学を卒業して、学生時代から志望していた急性期病院の脳外科病棟に配属になりました。生命の危険が高い患者さんを助けたいと思い脳外科を志望しました。

実際に働くと脳外科はとても忙しく緊張した現場でした。生命の危険がある患者さんを看護しながら、日常生活援助やリハビリを行わなければなりません。

手術後などの患者さんを観察して看護することはとても緊張することでした。先輩の指導も厳しく、いつも「私の判断が患者さんの命を奪いかねない」というプレッシャーがありました。

患者さんが転倒して脳出血を起こしてしまいました。

働いて4か月ほど経ち少し仕事に慣れたと思った頃のある日、意思疎通ができず鎮静も効かず手術後の安静を保てない患者さんを担当したらその患者さんが転倒して脳出血を起こしてしまいました。

私は頻繁に観察して離床アラームも設置しましたが間に合わなかったのです。幸い命に別状はなく患者さんの家族も「あの様子では仕方がなかった」と言ってました。

でも私は自分を責め続けました。あの時どうしてもう少し早く病室に行かなかったのかと。事故を吹っ切れないまま仕事を続けていましたが、患者さんに何かあると自分のせいではないかと思うようになってしまいました。

私はすっかり自信を失くし、看護することが怖くなりました。

私はすっかり自信を失くし、看護することが怖くなりました。病棟に行くと動悸がして体が震えてしまいます。夜も眠れず寝坊で遅刻するので、今度は寝ずに出勤するとミスを繰り返すようになりました。

先輩や患者さんに陰口を言われているような感じがして、一人になるとつい泣いている自分がいました。

だんだん職場にいるのが怖くなり、いつも先輩や患者さんに陰口を言われているような感じがして、一人になるとつい泣いている自分がいました。

母親に勧められてカウンセリングや医師の診察を受けたところ適応障害と診断されました。

私は就職後は一人暮らしでしたが、心配した母親に勧められてカウンセリングや医師の診察を受けたところ適応障害と診断されました。私は療養のために看護師を退職しました。

退職後は何もせず、実家でのんびり過ごしていました。でも退職して5年経って病気がすっかり良くなると、自分で自分を追い込んで仕事していた頃が嘘のように感じました。

退職して5年経って病気がすっかり良くなると、自分で自分を追い込んで仕事していた頃が嘘のように感じました。

そして医療系のテレビ番組や記事を見ると「自分もあんな風に患者さんを助けたかったなぁ」と考えるようになりました。そこで、私は再就職を医師やカウンセラーに相談しました。

医師も今の状態なら、私に合った再就職先を選べば仕事はできると思う、と言ってくれました。

医師も今の状態なら、私に合った再就職先を選べば仕事はできると思う、と言ってくれました。就職活動の末、実家から通える健診専門のクリニックで働き始めました。

実家から通える健診専門のクリニックで働き始めました。

体力的にも心配だったのでパートタイムで始めたのですが、職場の明るい雰囲気や仕事の内容が私に合っていたようです。意外と気楽に働けるし、午後出勤にしたので睡眠や休養も十分とれています。

再就職から半年経ちましたが、病気の悪化もなく仕事ができています。これなら、将来は他の職場にもチャレンジできそうだなと少し自信がついてきたところです。

看護師がブランクに入る理由の一つ=精神的な病気

看護師がブランクに入る理由の一つ=精神的な病気

看護師は命の危険がある患者さんの看護をしたり命に関わる処置や判断をしたり、職場では緊張や不安を強いられやすいです。

また、このために職場の人間関係や指導が厳しかったり、先輩の指導や患者さんの訴えを自分に対する非難と受け取りやすいです。

このように精神的ストレスが強いうえ、夜勤や早出や残業で生活が不規則になって身体的にも疲弊するため、なかなかストレスの解消がうまくできないことがあります。また、ずっと精神的・肉体的な疲労感を抱えたまま仕事をすることになります。

このような職場の特徴のため、適応障害やうつは看護師がなりやすい病気だとも言われています。体験談のN子さんのように新卒で就職したての時期や職場が変わった時期に適応障害は起こしやすいと言われています。

そしてこのような精神的な病気になった場合は何と言っても心身の休養が大事ですので、療養のために一旦退職することが多いのです。

精神的な病気で退職した場合、ブランク中にはどんな変化があるの?どうして再就職するの?

辞めたくて辞めたわけじゃない!

精神的な病気で退職した看護師は、看護師の仕事が嫌になって辞めたわけではない場合も少なくありません。職場の人間関係やストレスが病気の原因でも、看護の仕事や患者さんは好きだという人もいます。

ですから、N子さんのように退職してブランクに入って休養をとって心身が落ち着いてくると心境が変化して、病気でできなくなった仕事がもう一度やりたくなって再就職を希望する場合があります。

また、休養のために実家などで何もせずに過ごしていると、元気になってきて時間を持て余すようになります。それで、また仕事してみようかなと思えるようになることもあります。

家族から「あなたもそろそろ自分で稼いでみたら」と勧められて渋々働く、ということもあるかもしれませんね。

あるいは、実家などで過ごしているとだんだん元気になってきて、家族から「あなたもそろそろ自分で稼いでみたら」と勧められて渋々働く、ということもあるかもしれませんね。

精神的な病気で退職した看護師におすすめの再就職先は?

精神的に楽な職場を探そう

「精神的に楽な職場」と一口に言ってもその方によってどんなところを楽と感じるかは異なるかもしれませんが、いくつか例を挙げてみました。

プレッシャーやストレスが少ない職場

プレッシャーやストレスが少ない職場

看護師の仕事はどうしても患者さんの命に関わるような処置が伴うため、ストレスが伴いがちです。精神的な病気を経験した人にはストレスは負荷になるので避けたいところです。

N子さんのように、生命の危険が高く緊急性が高い職場はストレスが高くなりやすいです。救急救命・集中治療・外科系の大きな手術を伴う部署・産科などです。

逆に、ストレスが少ない職場としては生命の危険が比較的少ないところや慢性的な経過を辿るところや元気な人を扱うところが考えられます。

例えば、軽症が集まりやすいクリニック・健診専門のクリニック・企業の保健相談・デイサービスなどがあります。病棟なら療養型や慢性疾患の病棟は経過が比較的緩やかです。

N子さんは、健診専門のクリニックを選んでいました。ここなら元気な人が相手の仕事なので、以前の職場に比べてストレスなく働けているのではないでしょうか。

職場の雰囲気が良い(明るい・穏やかなど)職場

職場の雰囲気が良い(明るい・穏やかなど)職場

精神的な病気でブランクに入った看護師の再就職では雰囲気が良い(明るい・穏やかなど)職場を選ぶことが大事です。

職場の雰囲気がピリピリしていたり、職場に厳しい人がいたり、患者さんの対応に神経を使うところでは気持ちが追い込まれやすくて辛いですよね。

救急救命や集中治療系・外科系・産科・手術室などはピリピリした厳しい雰囲気のところが多いです。

また、精神科の職場は穏やかな医師や看護師も多いですが、職場によって雰囲気が異なります。あなた自身が精神的な病気を経験していると患者さんの気持ちに引き込まれて同調しやすいのでこの点にも注意が必要です。

職場の雰囲気が明るい・穏やかな職場でゆったりした気持ちで働ければ、あなたの病気への心配が減りますよね。

N子さんの新しい職場も雰囲気が合っていたようです。精神的な病気は職場の人間関係や雰囲気からのストレスでも起こりやすいので、職場の情報を得て見学するなどして知っておきしょう。

誰か相談できる人が近くにいる職場

誰か相談できる人が近くにいる職場

N子さんが病気になった時は一人暮らしで相談できる相手が近くにいませんでした。相談できるような相手が近くにいないと、一人で悩みを抱え込みがちです。

ですから、再就職には相談できる相手に近い職場を選びましょう。N子さんはブランク期間を実家で過ごしたこともあり、実家の近所のクリニックを選んでいました。

再就職によってあなたの相談相手から距離が離れないようにし、一人にならずに済むようにしましょう。医師やカウンセラーにも通いやすい距離のほうが安心です。

体力的に楽なところ

精神的なストレスだけでなく、体力的な疲労もさらに気持ちを追い込んでしまう要因になります。

ブランクがあると、復職してすぐは仕事に慣れず体力的にも辛く感じます。特に病気で退職した場合は、ブランクの間の生活リズムでたっぷり休養をとることに体が慣れてしまいがちです。

ですから、かなり体力的に楽なところを選んだほうが無難だと言えます。では、体力的に楽な職場はどんなところがあるのでしょうか?

処置が楽な職場

体力的に楽なところ

体を使う処置が多い職場や忙しい職場は処置が大変で、それをこなしているだけでへとへとに疲れてしまうことがあります。

高齢者施設の介護に近い仕事・救急救命や外科系など業務が忙しく重症患者を扱うところ・重症の精神科病棟などは体を使う仕事が多いので気を付けてください。

N子さんが選んだ健診専門のクリニックなら、元気な人を相手に検査の準備や説明や投薬を行うような仕事が多く、体への負担も少なそうですね。

残業時間が少ない・夜勤がない・休みがとりやすい・自分が働きやすい時間帯を選べる職場

残業時間が少ない・夜勤がない・休みがとりやすい・自分が働きやすい時間帯を選べる職場

ブランクの間に生活リズムも変わっていますから、体への負担を考えると残業時間が少ない・夜勤がない(少ない)・休みがとりやすいといった職場で働き始めるのが良いでしょう。

N子さんのように、自分が働きやすい時間帯を選べるという意味ではパートタイムでの仕事も選択肢の一つです。N子さんのように睡眠不足や寝坊が心配ならゆっくり出勤できる時間帯の職場も良いですよね。

再就職先での注意事項

再就職先での注意事項

再就職先での注意事項は「あなたの心と体を大事にする」が一番です。再就職のストレスからあなたの心と体を守ることです。

職場でも相談できる人を見つけて、一人で心配事や不安を抱え込まないことが大事です。また、精神的にも身体的にも無理をしないことが大切です。

また最初はどうしても仕事に慣れない時期がありますが、そんな時はあなた自身が自分に焦らず、こんなものだと思うことです。

まとめ

いかがでしたか?精神的な病気を乗り越えての再就職、あなたのヒントは見つかったでしょうか?

でも、私に向いている職場を探すのはちょっと大変かも、と感じたかもしれませんね。確かに、一人で就職活動していると職場の現状を詳しく知ることは難しいかもしれません。

そこで職場探しも一人でやらないのがおすすめです。転職サイトに登録して、専門のコンサルタントにたくさんの求人の中からあなたに合った職場を見繕ってもらうのも近道ですよ。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ看護師、ブランクからの求人 編集部

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