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ブランク15年の看護師、再就職は浦島太郎どころかタイムスリップ?看護の今昔あれこれ

ブランク15年の看護師、再就職は浦島太郎どころかタイムスリップ?

ブランクに入ったのが15年前、10年ひと昔と言うしこの間には色々と変わっているだろうなと思う人もいるでしょう。いっぽう、15年と言っても2000年代には突入しているし、意外と今と変わりないかも、と思う人もいるでしょう。

いずれにしても、ブランクを15年経て看護師として再就職するには、今の医療や看護の現場がどんな風になっているのか、多少は情報を得ておいたほうが良さそうだと思いませんか?

ブランク前と今がどんな風に違うのかを知っておくことが、再就職先を探すヒントになるかもしれませんよ。

ブランク15年の看護師が驚く、ここが変わった治療!

薬が変わった!

薬が変わった!

あなたがブランクをとっていた15年で治療が大きく進歩しています。1990年代後半頃からは遺伝情報の解析など分子生物学や生化学などの研究が発展著しく、それが医療に応用されています。

また、学会でエビデンス(根拠という意味;治療効果が明らかかどうか)を明確にするということが叫ばれ、大規模な治療研究が色々な分野で続けられていますが、その結果が出始めてガイドラインなどに応用され始めています。

このような研究による薬の進歩は著しく、それはどの科でもみられる変化です。15年前は聞いたこともなかった薬がいまは主力になっていて、15年前に使われていた薬はほとんど使われなくなったりもしています。

もちろん、今でも使われ続けている薬もありますが、薬の使われ方が変わっていたりもします

治療の技術が変わった!

治療の技術が変わった!

薬だけでなく色々な手術の方法が開発されたり、光学的技術や工学的技術が手術に応用されて、新しい手術用機器が導入されたりもしています。

また、治療技術や薬が進歩することによって手術などの安全性も高くなっているので、治療や手術の適応患者がだんだんと高齢化しています。

例えば、15年前は80歳代で全身麻酔の手術や強い抗がん剤治療を受けることはとてもリスクが高かったですが、最近では手術を短時間で行う技術や副作用が少ない抗がん剤が開発されて可能になってきています。

しかし、高齢者の体が強くなったわけではありませんから合併症のリスクは高いままですので、ここで看護の力が求められることも多くなっています

また、創傷管理などの常識はここ10年ほどで逆転しています。例えば、15年前は褥創は乾燥させるのが一般的対処でしたが、今は湿潤環境に置くことが常識になっています。

その他、注射針や絆創膏などの材料類もとても進歩して種類も増えています。

ブランク15年の看護師が驚く、患者さんがこう変わった!

高齢化が進んでいる

高齢化が進んでいる

社会も高齢化が進んでいますし、治療対象年齢が上がってきているため、特に入院患者の高齢化はここ15年でとても進んでいると言えます

もちろん、科によって特色はありますが、循環器系や脳神経系、がんといった疾患を扱うところでは高齢化が目立つかもしれません。

それによって、看護師には介護的な仕事が増えたり、合併症予防のための指導やリハビリテーション看護も求められるようになっています。

繊細な患者さんたちが増えた

繊細な患者さんたちが増えた

手軽に色々な情報が入る時代になったからでしょうか、医療行為に対して繊細あるいは神経質な患者さんが増えているようです。

様々な情報を得てそれに翻弄される方もいます。自分の状況を簡単に他と比較することもできるようになっているからでしょうか。一見して些細に見えることも訴訟に発展しかねないため、医療機関も神経質にならざるを得ません

病棟内での転倒や褥創の発生が起こりやすい高齢者の入院も増えています。

病棟内での転倒や褥創の発生は医療機関(主に看護師)の過失とされます。また、このような事態が起こりやすい高齢者の入院も増えています。医療機関はどこも事故や転倒・褥創を予防するのに必死です。

このため、看護師は事故予防に神経質になっていますし、予防的看護はもちろん、転倒予防や褥創対策の書類を作るのにも労力がかかるようになっています

ブランク15年の看護師、時代の変化についていける再就職先選びは?

ブランクが15年の看護師が再就職するには、ブランク前の記憶をたどる以上に、15年の間に変化したことについていくのが大変かもしれません。

では、再就職を成功させるにはどんな再就職先を選べば良いのでしょうか?

ブランク前に勤めていた部署に近い分野の職場を探す

15年前を思い出し中

ブランク前の知識や経験をできるだけ活かしたいという場合には、やはりブランク直前の職場に近い分野の職場を見つける、あるいは以前にいた職場に復帰するのも良いかもしれません。

ブランク前に勤めていた部署に近い分野の職場を探す

基本的な解剖生理や病態生理といった知識は変化が少ないですし、ブランクがあっても勉強して変化に追いつきやすいと言えます。

ブランクが影響しにくい職場を探す

ブランクが影響しにくい職場を探す

この15年の間に医療情勢も変化しています。医療機関も多様化していて、在宅医療や予防医学に特化した医療機関も増えていて、この中にはブランクが影響しにくい職場も増えています

デイケアや介護施設系の職場では、どちらかというと介護的な業務が多い職場もあります。また、一部のクリニックやドック・検診系の機関などでは、それほど手間のかかりにくい患者対応が主な業務になっています。

病棟では、看護方式として機能別看護を取り入れているところなら、専門的知識が少なくてもできる業務から始めることができるでしょう。

ブランクに対応できる職場を探す

ブランクに対応できる職場を探す

最近は医療機関は人手不足に悩んでいるところも多く、ブランクがあっても看護師免許を持っている人であればほしいという医療機関は多くあります。

そのせいかブランクがある看護師を受け入れる医療機関側も、教育制度が整っているところや指導が丁寧なところが増えてきています

プリセプター制度という、新採用者にお姉さんのような指導者を組む制度がありますが、ブランクがある看護師に対してもプリセプター制度をとっているところもあります。

また、最近ではパートナーシップ制度という看護方式があり、業務中は常に看護師がペアになって仕事をするという制度なので、業務中に指導が受けられやすくなっています。

まとめ

いかがでしたか?15年のブランクの間には自分が仕事を休んでいるだけでなく、医療も変化していると感じていただけたでしょうか?

ブランクが15年あると、再就職したら多少はこのような変化に出くわして、戸惑ってしまうことがあるでしょう。ですから、再就職する前に準備をしておくことはとても大切ですよね。

あなたに合った再就職先を探すのには細かな情報が必要ですが、自分だけで探すのは不安です。そこで是非お勧めしたいのが、転職サイトを活用することです。

転職サイトには医療機関の教育制度や指導方法・業務内容など細かな情報がありますし、コンサルタントがあなたに合った職場を探して、再就職するのに必要な準備も一緒に考えてくれますよ。

ブランクを怖がらず、転職のドアをノックしてみてください!

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ看護師、ブランクからの求人 編集部

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