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看護師の履歴書はブランクもプラスの顔として書こう
ブランクがあると看護師として再就職して仕事で成功するかどうかということ以前に、就職活動や履歴書を書くのも久しぶりではありませんか?
また、看護師としてブランクを引け目や負い目のように感じたりしませんか?そんなブランクを置いての再就職のとき、履歴書にどう書いて良いのか困ってしまいませんか?
もちろん、ただ書くだけでは、あなたの良さは伝わりません。履歴書はどういうものなのか、どんな風に書けばあなたの理想の再就職に近づけるのか、一緒に見てみましょう。
目次 [目次を隠す]
履歴書ってどんなもの?
履歴書はあなたの顔
あなたは履歴書についてこんな風に考えて書いてみたことはありますか?履歴書は、再就職先の採用担当者があなたを初めて見る顔のようなものです!
あるいは、面接の前の面接とも言える物です。再就職を成功させるには面接が大切ですが、面接以前に採用担当者が見ているのは履歴書です。
採用担当者は履歴書を見て、あなたがどんな人か・あなたは職場に適任かという判断をするためのイメージを膨らませます。つまり、あなたの第一印象は履歴書で決まるとも言えるのです。
履歴書は面接の前の面接
履歴書であなたの第一印象が決まる、と聞くと、思わず自分のことを良く書いてしまったり、無理をしそうになります。でも、それはちょっと待ってください。
面接官は面接の前に履歴書を見ています。つまり、履歴書は面接の以前に面接をしているようなものです。また、面接官は履歴書を手にしながら面接することも多いです。
面接では、履歴書の中に出る人柄と面接に出る人柄が比べられると言ってもおかしくありません。
ブランクのある看護師は履歴書をどう書けばいいの?
履歴書は大切だとわかったけれど、ではどうやって書けばいいのでしょうか?それに、自分でも気になっているブランクを、履歴書を見た相手がどう思うか心配にもなりますよね。
字はハッキリ読みやすく丁寧に
最近はパソコンで打った履歴書もかなり一般的になっています。でも、一部では手書きにこだわっているところもあります。また、手書きできちんと書かれた履歴書は看護師としても好感度は高いものです。
筆跡での性格診断もあるように、字には人柄が現れると言います。例えば、字の角・はねなどをしっかり書く人はきっちりした性格のように見えます。また、小さい字だと気が小さいとか元気がないように見えたりします。
看護師の場合、一般的には明るい・優しい・丁寧・しっかりしている・きちんとしているなどのイメージの人が好感度が高いですよね。
履歴書はあなたを売り込むための顔なのですから、手書きする時には字ははっきり・読みやすく・丁寧に書きましょう。
これは綺麗な上手な字で書いて、ということではありません。読む相手を思いやって、丁寧に書くことがとても大事です。乱雑に書かれた履歴書は、相手を思いやれない・人を大切にできない人だというイメージを読み手に与えることがあります。
あらかじめパソコンなどで履歴書の下書きを作っておいて、プリントアウトした活字を見ながらゆっくりはっきり書くように心がけると字は読みやすく書きやすいですよ。
志望動機の書き方
まず、最初に、志望動機の欄では無理をして書く必要はありません。素直に自分がなぜこの医療機関を選んだのかを書きましょう。無理をして相手を褒めたり心にもないことを書いたりする必要はありません。
無理をして書くと面接で大抵ぼろが出たり、辻褄が合わないことになってしまうからです。
もちろん、相手先の気に入ったところやあなたの思うところがあるなら、どんどん書きましょう。例えば「看護方針が気に入った」「こんな看護をしてみたかった」など・・・。
また、ブランクのあるあなたはブランクを通して考えたことがあればそれを書くと、ブランクがあることもプラスの顔として書くことができます。
例えば、「休職中の育児を通して家族の大切さを痛感したので、家族のような優しい看護を提供している貴院で同じような看護ができればと考えています」といった風です。
特技の書き方
特技はブランクがあるからと控えめにせず、ブランク前に得意だった仕事は「休職前は〇〇が得意でした」と表現しましょう。これを見て採用担当者は、この人はこういう仕事をお願いできそうだな、とイメージできますよ。
また、ブランクの間に培ったことで看護に役立ちそうなことがあれば、それも書きましょう。ここでもブランクをプラスの顔として使えるものは使いましょう。
例えば、「休職中にアロマテラピーの資格をとったので緩和ケアにも活用できます」「母の介護をしたのでお年寄りの話をちゃんと聞くことができます」などです。
どうですか?「特技」の欄は、「ブランクの期間も自分は磨かれていた」とあなた自身がそんな自分を発見して表現して書くところでもあるんですよ。
就業条件の書き方
ここでも、採用されやすいように無理な条件を書くことは禁物です。素直に、最低限でも自分が希望する条件は明記しておきましょう。妥協点は書いておくと良いかもしれません。
例えば、「週2回、〇曜日・〇曜日の勤務希望です。週3回勤務可能な月もありますので、その都度ご相談させてください」などです。
なぜなら、上記の例で「週3回勤務できます」と書いて必要な条件を隠して採用されたとしても、働いてから大変な思いをするのは目に見えています。採用側も求める条件に合う人でないと後で調整に困ってしまいますね。
履歴書にも傾向と対策がある
先ほど、履歴書の書き方について挙げましたが、最後に大事な注意点を一つ付け加えておきましょう。それは、採用先によって履歴書にも傾向と対策があるのでそれに向いた履歴書を書いたほうが良い、ということです。
例えば、単純なところでは履歴書をパソコンで作るか・手書きにするかということもそうです。また、履歴書の読み手(採用担当者)の好み・医療機関が欲しがっている人材はどういうものか、ということです。
極端な話、老人病院に応募するのに特技のところで「子供をあやすのが得意です」と書いても、読んだ採用担当者は「おや?この人、全然関係ないことを書いて大丈夫かな?」ということになります。
ですから、先ほど挙げたような志望動機・特技・就業条件などは、医療機関が欲しがっている人材を知って、それに向けて書くのが望ましいでしょう。
まとめ
どうでしたか?ブランクも履歴書に生かせるということ、感じてもらえたでしょうか?
履歴書は面接との関係も深いですね。面接への対応も気になるという方は、当サイトの「ブランクがある看護師が面接を受けるときどんなことに気を付けると良いの?」という記事も見てみてください。
履歴書が大事だということはわかったけど、履歴書の傾向と対策なんてわからないし、うまく書けるか心配になってきた、という人もおられるかもしれません。
そんな時に頼りになるのは転職サイトです。転職サイトに登録すると担当のコンサルタントが、あなたの志望先に沿った履歴書の書き方も伝授してくれますよ。
執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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