当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
ブランク看護師の自己PRは、難しい?いえいえ、楽しみましょう!
日本人の国民性もあるのかもしれませんが、「どうも自己PRが苦手だ」「自分で自分の長所を見つけるのが難しい」「自分で自分の良いところを言うのは恥ずかしい」など、自己PRを苦手としている人は少なくありません。
特にブランクがある看護師なら、ブランクがあることを負い目や短所に感じたりすることがあり、そんな自分をPRすることに難しさを感じることもありますよね。
でも、採用する職場側の気持ちになってみてください、小さく縮こまった取り柄のない相手が「こんな私でも採用してください」と来るのを見て、採用する気になるでしょうか?
ここでは、多くの人が苦手にしている自己PRについて見ていきましょう。
目次 [目次を隠す]
ここが間違っているかも、「自己PRはこういうものだ」という思い込み!
あなたの「自己PR」というものに対する思い込みはありませんか?
明るく、はきはきした、自信に満ち溢れた人が「私はこんなことができます!あんなことも、そんなこともできます!」と大きな声・明るい表情で言うもの・・・!私には無理!
それは違います!
では何がどう違うのでしょうか?あなたの「自己PR」に対する間違った思い込み、そこから正していきましょう。
採用側は「盛った」あなたが欲しいわけではない
「自己PRをする」と聞くと反射的に、「何か自分を誇張しなければ」「秀でているところを見つけなければ」などという考えが多少なり出てきてしまうものです。
でも、実際に採用側が欲しいと思っているのは、「あなたがどんな仕事ができそうか」「どういう仕事で頑張ってもらえそうか」「普段どんなことが得意か」などといった、あなたについての情報なんです。
決してその「情報」に「話を盛った」ものが欲しいわけではありません。採用側は盛るでもなく引くでもなく「ありのままのあなた」を知りたがっているのです。
どうですか?そのままのあなたを伝えればいいんですね。
自分の良さを見つけるのはなんて楽しいことなんだろう!
そのままの自分を伝えれば良いわけですから、今あるあなたをちょっと俯瞰で見て、性格や技術など凸凹しているところがあるのを見つけましょう。
その凸凹がある状況では長所になり別の状況では短所になっているということです。
ところで、自分の良さ、長所、美徳などを見つけるのは何か照れくさく気恥ずかしいような気になるものです。ましてや、看護師としてブランクのあるあなたが再就職のために自己PRをしなければならないんです、ちょっと大変に感じますか?
「ああ、自分は人と話をするのが好きなんだ」「私は手を使う細かい仕事ならずっとやっていられるなぁ」「体を動かすことならそこらの人には負けないくらい楽しんでできるわ」など、あなたが好きなこと・楽しさや喜びを感じることを見つけていきましょう。
あなたが好きなこと・楽しいこと・ハッピーなことには、あなたの凸凹つまり長所になることが必ずあります。
無理に「できる自分」を演出する必要はないんです。これなら、楽しく自分の良いところを探せそうでしょう?
ブランクがある看護師だからこそ、ブランクから自己PRする
でも、看護師には短所になりそうなブランクについてはどう考えればいいの?という方もいるでしょう。
ブランクに関してなら「ブランク前のあなた」と「ブランク中のあなた」について自己PRを考えていきましょう。
「ブランク前のあなた」をPR!
ブランク前のあなたから見つけられるPRのポイントは、やはり「ブランク前の仕事で好きだったこと・楽しくできたこと・得意だったこと・充実していたこと」などでしょう。
これについては思い出せれば、見つけるのはそれほど難しくないですよね。
「患者さんと人間関係をすぐ作れました」「清拭が得意でした」「採血が上手だと患者さんによく言われました」などなどです。
「ブランク前のあなた」を好きになろう
思い出せれば難しくない作業かもしれませんが、思い出すことが難しい場合もあるでしょう。特に、職場の人間関係や仕事の大変さなどが理由で退職した方には、ブランク前の自分を思い出すのは少し辛い作業になるかもしれません。
でも、必ず「何かがんばっていたこと」や「ささやかでも嬉しかったこと」があるはずです。そして、そういうことを見つけていくと、ブランク前のあなたをだんだん好きになれるはずです。
辛かった時期にがんばっていた自分を好きになれれば、そこから十分に自己PRするに値する何かを見つけられるはずです。
「ブランク中のあなた=今のあなた」をPR
ブランク前の自分はPRできても、それは以前の話であって今の自分のことではないから、他にももっとPRできることが欲しいですよね?
退職の原因が成長の素になっている!ブランク中にも成長している自分の見つけ方
看護師には知識や技術ももちろん大事ですが、忘れてはならないのはコミュニケーションスキルや人間性です。
これは実際のところ、免許取りたて・就職したての看護師や若い看護師、ずっと医療現場だけしか知らない看護師には足りていないこともある部分なのです。
反面、このコミュニケーションスキルや人間性についてはブランク中であっても十分に成長し成熟していることも多いのです。
また、出産・子育てや看護師以外の仕事や勉強を通しての社会勉強・自分の病気など、退職の原因になったようなことについては看護師の仕事しか知らない看護師よりも実態を知っていて詳しくなっているものです。
どうでしょうか?
「育児の中で子供との接し方や子供の病気に詳しくなった」、「自治会の役員をしていてお年寄りの関心がわかるようになった」「他の仕事をして世間の厳しさを知った」「自分と同じ病気の人のつらさがわかる」・・・あなたがPRできること、きっと、あるはずです。
忘れてはならない、「看護師らしさ」
ここまで採用側に媚びて自分の良い話を盛る必要はない、とお話してきましたが、最後に少し採用側にうけの良いことも考えておきましょう。
採用側にとてもうけが良いのは「看護師らしさ」をアピールすることです。
だって、「盛る必要はない」けれども、あなたは「看護師として」再就職するのですから。あまり看護師以外の方向に自由になりすぎてもいけませんよね。
それに、ブランクがあると看護師の職場から離れていますので、知らず知らずのうちに「看護師として」という意識から離れているために「看護師らしさ」は失われていることが多いのです。
「看護師らしさ」とは何でしょうか?清潔さ、優しさ、穏やかさ、誠実さ、仕事や人の命や心に真摯であること、などです。
こういったキーワードをイメージしながら、「ああ、私はまた看護師として働くんだ」と意識してみましょう。清潔感のある服装に手が伸びたり、少し落ち着いたメイクにしたり、自然と背筋が伸びるものです。
まとめ
いかがでしたか?自己PRは意外とそれほど難しいことではないかもしれませんね。
それに、再就職にはマイナスのように見えるブランクにこそ、PRできるあなたが隠れているというのは、意外だったでしょうか?
自己PRに関連して、当サイトの「看護師の履歴書はブランクもプラスの顔として書こう」や「ブランクがある看護師が面接を受けるときどんなことに気を付けると良いの?」という記事もご覧になっていただけるとより就職活動が具体的になりますよ。
それでも自己PRのポイント探しにお困りの方や、見つかったけどどう言葉にして良いのかわからないという方、PRのポイントがわかったので就職先を探そう、という方は転職サイトに相談してみましょう。
あなたの自己PRのお手伝いはもちろん、あなたのPRにピッタリの就職先探しまで、転職サイトがしっかりサポートしてくれますよ!
執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
看護師、ブランクからの求人は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。