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看護師以外の仕事を辞め、ブランクを経て再就職したら意外!看護師の素晴らしさを再発見できた!

看護師は生半可な仕事ではありませんよね。それだけに、「人を助けたい」「子供の頃からなりたかった」「家族が医療職だから自分も」「資格が欲しかった、職にあぶれなさそう」などモチベーションが高い人が多いのも看護師の特徴です。
でもその一方で、いざ看護師として働いてみると嫌になって看護師を辞めてしまう場合があります。
看護師の大多数は大学や看護学校を卒業してすぐに他の仕事を知らずに看護師として働きますから、看護師の仕事が嫌になると看護師を辞めて他の仕事をしてみたいと思うのも無理のないことです。
では、看護師が嫌になって退職し看護師以外の仕事をした人がブランクを経て看護師の仕事に再就職してみたらどうなるのでしょうか?
目次 [目次を隠す]
看護師以外の仕事も経験したけど再就職したらやっぱり看護師が一番!という体験談
ここで、ブランク期間中は看護師以外の仕事をしていたけれども、看護師として再就職したらそれが大成功だった、というK美さんの体験談をご紹介しましょう。
看護師に復職して良かった!ブランク中に看護師以外の仕事をしていたK美さんの場合

私が看護師を退職しようと思ったのは看護師8年目でした。母も看護師をしていた私は、子供の頃から当然のように「自分も看護師になる」と思って看護師になりました。
看護学校を卒業して慢性期の患者さんが多い腎臓内科や糖尿内科の病棟で働いていました。正直言って、その職場はそれほど業務が大変だとは感じてはいなかったんですが、患者さんの指導が多い職場でした。
嫌がる患者さんに食事制限なんかの説明をして、何回説明しても制限を守れない患者さんに嫌われながらまた説明する、そんな毎日・・・。「これはあなたのためなのにどうして聞いてくれないの!」という思いがどんどん募りました。

そんな思いの蓄積が「看護師って何なんだろう」みたいな不満に膨らんできたんです。そして、もっと人を癒せるような仕事が他にもあるんじゃないかな、っていう思いが湧いてきました。

それで、30歳になる前、それも独身のうちに自分の生きる道を見直したいなと思って看護師を退職しました。貯金を崩して数か月アロマテラピーの勉強をして、アロマが使えると思ってエステの仕事に就きました。
エステの仕事はとてもきつい仕事でした。毎日何時間もマッサージをするので腕や腰がぱんぱんになりますし、その職場では思っていたほどアロマの知識を使えませんでした。

お給料も看護師に比べるとあまり良くありませんでした。まずは貯金していつか自分でアロマの仕事で独立しようと考えていましたが、看護師時代の貯金を崩して生活する感じになっていました。

3年ほどエステの仕事をしてこれ以上は体力的にも経済的にも30代の自分には続けるのは無理と考えて転職しようと思いました。でもアロマを活用できるような仕事はなかなか見つからず、独立できるような実績もアイデアも資金も私にはありませんでした。

それで、仕方なくと言っては何ですが、看護師の給料は良いですし背に腹は代えられないと看護師として再就職することにしました。看護師の求人はたくさんあって、何にしようか迷うほどでした。
色々な求人を見ていたら、何と私の求める職場がそこにあったんです!紹介されたのは緩和ケア病棟の求人でした。しかも患者さんのケアにアロマも活用している、という病棟だったんです。「これだ!」と思いました。

ブランクが4年弱ほどありましたし、ブランク前の職場とは打って変わった環境だったので、働き始めてから色々と勉強することはたくさんあります。また、死を前にした患者さんを相手にこちらも辛くなることもあります。
それでも、再就職して1年、本当にこの職場に出会えて良かったと思います。患者さんの話を真摯に聞いて、患者さんの苦痛を少しでも和らげる、これこそ私のやりたかった仕事でした。
アロマの知識やマッサージの知識も無駄にはなっていません。時にはケアの中で使って患者さんにも喜ばれていますし、同僚に指導もしています。
でも、何よりこの職場に再就職して良かったと思うのは、看護師としてこんなに自分が人の役に立てていると実感できることです。今になって看護師の仕事の素晴らしさを感じています。
辞める理由は「嫌になった」それだけ?そこにはもっと深い理由が・・・
K美さんの体験談はどうでしたか?K美さんが看護師の仕事を辞めて他の仕事に就いたのは単に「嫌になった」からだけなのでしょうか?いいえ、そうではありません。「嫌になった」その深い理由にこそ着目してみましょう。
看護師の仕事はしんどかった!

看護師の仕事が嫌になる、第一の理由としては仕事が「しんどい」「きつい」「辛い」などがあります。さらにこの中にも、体がしんどい・精神的にきついなどがあります。
体がしんどいのには、業務がきつい・残業が多い・夜勤や早出が多いなどの場合があります。また、精神的にきついのには、患者さんとの人間関係・同僚との人間関係・命を預かる仕事のプレッシャーなどにきつさを感じる場合があります。
K美さんのブランク前は体力的なしんどさは感じていなかったようですが、患者さんとの関係には疑問を抱いていたようで、辛そうですね。
こんな風に体や気持ちがしんどい仕事をするのは嫌になってしまい、看護師を辞めよう、となるわけです。
看護師の仕事は期待外れだった!

看護師の仕事に給料だけでなく、やりがいや仕事の意義や価値を求める人もいます。特に志が高い人は、より価値のある仕事をしたいと思うものです。
そこでK美さんのように毎日のように患者さんから仕事を否定されるような思いをして日々を過ごしていると、仕事の価値や意義を感じられなくなることもあります。
仕事に価値や意義がないとなると、看護師として働くのが嫌になっても仕方ありませんよね。
また、給与などの点でも期待外れに感じる人もいます。体や気持ちでしんどい思いをしている分、この給与で働くのは割に合わない、と思うと働くのが嫌になりますよね。
看護師が嫌になって看護師以外の仕事に就いたのに、なぜ?ブランク中に起きる変化とは?
看護師はやっぱり良かった

看護師の仕事が嫌になって看護師以外の仕事に就いたはずなのに、意外や意外、他の仕事に就いたことでかえって看護師の仕事の良さに気づくことがよくあります。
給与・待遇が良い、仕事にあぶれない

体験談でK美さんが実感していたように、看護師以外の仕事は看護師と比べると給与で劣ることがよくあります。パートタイムなら看護師は時給で最低賃金のゆうに二倍以上になることもしばしばです。
また、医療機関は厚生労働省が入りますから必然的に待遇がきちんと整っています。
さらに看護師は引く手あまたで求人倍率ではいつも売り手市場、求人を選り取り見取りできます。一方、K 美さんがアロマ関係では転職に困ったように多くの産業は不景気で、良い条件の求人はなかなか見つかりません。
看護師以外の仕事に就いたり看護師以外の仕事で就職活動をしてみると、看護師がいかに恵まれた仕事かに気付いたり、K美さんのように止むを得ず条件の良い看護師で働こうとなって、再就職するというわけです。
看護師にしかない良さ・やりがいを再発見する

看護師以外の仕事についているともう一つ看護師という仕事について再発見することがあります。それは看護師という仕事のやりがいです。
看護師以外の仕事に就いてみると、看護師のように「人の役に立てている」などの仕事の価値を実感できる機会はそうそうない、ということに気づきます。
K美さんもアロマの仕事が思うようにできず、自分が思うような満足感の得られる仕事ができませんでした。だからこそ緩和ケア病棟の仕事に興味が持てたのでしょう。
看護師しか自分にはないと気づく

看護師以外の仕事をしてみて初めて「私には看護師しかない」と気づく場合もあります。
先ほど挙げたように看護師以外の仕事をして改めて看護師のやりがいに気づいて「看護師しかない」と思い至ることもあります。また、他の仕事をやってみて適性がなく、「やっぱり自分は看護師なんだ」と思うこともあります。
こんなこと、他の仕事に就いてみなければ気づけないことかもしれませんよね。
ブランク中に看護師以外の仕事をしていたけれどというあなたにお勧めの再就職先は?
嫌になった理由にあてはまらない職場

まずは、看護師が嫌になったその理由を自分でも深く考えてみてください。ブランク前の嫌になった職場と同じような職場に再就職しても同じ結果が待っているかもしれません。
あなたが退職した理由を考えて、それを回避できるような条件の職場を探しましょう。K美さんも仕事のやりがいを感じることが難しかった以前の病棟とは打って変わった緩和ケア病棟を選んでいましたよね。
あなたが見出した看護師の仕事の価値に見合う職場

ブランク中に他の仕事をしていて、かえってあなたは看護師の何らかの価値を見出した、そんな変化があったからこそ看護師として再就職しようとしているはずです。
職場選びにはその見出した価値に相当する職場を探すのがお勧めです。例えば、給与や待遇に魅力を感じた人は給与や待遇を、看護師の仕事の意義に魅力を感じた人は魅力を感じられそうな看護をしている職場、という風にです。
K美さんはブランク中に身に着けたアロマではやりたいことができなかったですが、見事にそれに見合う職場を見つけることができたので、再就職が成功したわけです。
ブランク中に看護師以外の仕事をしていたんですが、再就職先での注意点は?
ブランク中に身に着けたことも活かそう

ブランク中に他の仕事をしていたことは、決して無駄ではありませんし、無駄にしては勿体ないです。
他の仕事を経験しているということは、他の看護師ではできないあなただけの経験をして看護師として復職しているんです。それを活かさない手はありません。
K美さんはアロマやマッサージの知識や技術を活かしていたけど、そんな活かせるような技術は私にはない、と思われるかもしれません。でも同僚や患者さんとの会話のような些細な場面などでも、必ず活かせるところはあるのです。
要は、自分の経験を次の仕事に活かそう、周りにもシェアしようという姿勢が大事です。看護師の職場はある意味で閉鎖的な空間でもありますから、少し外からの目線もあるととても有用なのです。
まとめ
いかがでしたか?看護師以外の仕事をしていたからこそわかる「看護師の良さ」ってあると思いませんか?
でも、K美さんのように理想的な職場を見つけて看護師の良さを実感するなら、転職サイトで就職活動してみるのはどうでしょうか?
一度でも看護師が嫌になってしまったあなたには、再就職先探しはデリケートなことです。転職サイトなら担当のコンサルタントが丁寧にあなたの理想の職場探しをお手伝いできますよ。


執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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