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ブランクのある看護師が今やりたい仕事、パート看護師の一長一短のお話
あなたが看護師を休職してブランクに入ったのはなぜでしょうか?例えば、結婚・出産・育児・介護・引っ越し・他の仕事を試みてみた・職場から離れたかった・・・理由は様々ですよね。
では、ブランクを経ても再就職してみたいなと思ったのはなぜでしょうか?生活が落ち着いた・育児がひと段落した・お金がどうしても要り様になったなど、これも様々ですよね。
ところで、看護師という人の命に関わる仕事上、ブランクがあると再就職にはちょっと勇気が必要かもしれません。また、今置かれている状況から、お金は欲しくてもフルには働きにくいかもしれません。
そんな時、パートはちょっととりかかりやすい、再就職の入り口としてはうってつけのような気もします。今回はそんなパート看護師の職場の一長一短を見てみましょう。
目次 [目次を隠す]
ブランク看護師にとってはパート看護師のここが魅力!
他の仕事より時給が良い!
パート看護師の魅力の一つは何と言っても、他のパート・アルバイト職に比べると時給が高いことです。低くても最低賃金の1.5倍程度から、高いところでは最低賃金の数倍になることもあります。
また、夜勤帯の仕事もあるので、その場合にはさらに時給が上乗せになります。夜勤専従の看護師なら夜勤1回の給与は他の仕事の数日~1週間分にもなることもあります。
これなら、例えば育児や介護などで仕事にあまり時間をとれない人や、お金が要り様なので仕事を掛け持ちしたいという人が短時間から取り組んでも十分な賃金が得ることができますよね。
また、ブランクが長いので看護師として知識や技術に自信がないという人でも、介護職や看護助手などの仕事を選べば、それでも他の一般的なパートやアルバイトから見れば平均的には時給は高くなっています。
他の仕事より働き方が多様で選べる!
パート看護師は他のパートやアルバイトの仕事よりも職場や勤務時間帯が多様だと言えるかもしれません。ですから、働き方の選択肢が多いこともメリットの一つですよね。
もちろん一般的な「9時5時」と言われる日勤の仕事もありますし、クリニックなどでは午前中だけ・午後だけ・夕方だけという短時間の勤務もあります。
夜勤専従パートもあれば、訪問看護など訪問時間だけというものもあります。また、イベントの救護施設など単発でできる仕事もあります。
また、職場の種類も病院やクリニックだけでなく、介護系施設や検診系機関、訪問看護、企業、学校・保育園など、かなり多岐にわたって増えています。職場の種類が様々ということは、仕事の内容も様々だということです。
ブランクが長いあなたやブランクから戻るのに色々な理由や状況を抱えているあなたでも、パートなら職場の選択肢が多いのではないのでしょうか。
ブランク看護師、初めてのパート職はここに気を付けて!
時給が良い?本当?
パート看護師では一見、時給が良いようでも、そうでない場合もあるかもしれないことには注意が必要です。
最近は高齢者の介護系施設からの求人が増え、病院の入院患者さんも高齢化しています。このため、時給が良くなっているのに対して、仕事の内容で介護業務が多いために体力的に大変な場合があります。
あるいは、実は時給は良いけれどもその分専門性が高い職場の場合は試用期間が長かったり、試用期間の給与がかなり落ちたりする場合があります。
また、訪問看護のパートでよくある給与の設定は、「訪問1件に対して○○円」というものです。訪問先への移動時間はこの中に含まれないので、時給として見ると割が悪くなったり、訪問先への交通費が別途支給でない場合もあります。
何にせよ、「時給が高い」ということは「看護師としての専門性を求められている」ということなのですから、それなりの責任も背負うという責任感も必要になります。
社会保障や待遇のハードルには気を付けて
家族の扶養控除などの対象になっている場合は、看護師のパートは時給が良いために、気を付けないとすぐその対象金額を給与が超えてしまうことがあります。
企業によって扶養の対象になる限度の給与額は異なるため、再就職するときには確認しておくことが大事です。
また、逆に扶養の枠を超えない程度の勤務時間に抑えようとすると、働ける時間が短くなってしまうために医療機関から採用を拒まれることもあります。
扶養を超える収入を得た場合は健康保険などの社会保障をパート先から受けることもできますが、その場合は基本的に法定どおりの適用になります。かなり業務時間をしっかり確保しなければならないことになります。
社会保障の「法定どおり」とは、正社員の規定の4分の3以上の勤務時間あることを指します。就職先の条件をよく確認することが大切です。雇用保険の適用には週20時間以上の勤務が必要です。
ブランク看護師の失敗しないパート先選び
ブランクがある看護師がパート先を選ぶときは次のようなことに注目してしっかりと情報を得たほうが良いかもしれません。
給与体系・社会保障・待遇・業務内容をよく調べておこう
基本的なことですが、再就職先の給与体系・社会保障・待遇・業務内容をよく調べておきましょう。
パートで働きたい、というあなたは育児や介護や勉強や趣味など仕事以外のことに時間を使いたい人か、掛け持ちで仕事をしたい人など、今のライフスタイルを大切にしたい人なのではないでしょうか。
限られた時間で働いて、それに相応な給料を得て、適切な社会保障を確保して、あなたのライフスタイルを維持するためにはとても大切な情報です。
サポート体制・教育体制を必ず情報収集して
ブランクがあると多少なりは知識や技術を忘れていますし、感覚が戻るのにも時間がかかります。また、あなたが休職していた間にも技術や医療情勢は進歩・変化しています。
しかし、パートとは言っても、看護師としての専門性が求められることもありますし、命に対しての責任はフルタイムの看護師と変わりはないと見なされます。
ですから、ブランクを賄えるようなサポート体制や教育体制が整っているかは必ず確認しておきましょう。
まとめ
どうでしたか?パートタイムの職場を選ぶのには、メリットもあれば、気を付けなければいけないこともあることが感じていただけたでしょうか?
ブランクがある方は、やはり何らかの事情で休職したうえでの再就職ですから、パートなら色々な背景を持つあなたでも仕事を選びやすいかもしれませんね。
でも、失敗しないパート先を選ぶのにはなかなか細かい情報収集が必要です。情報誌やホームページなど、自分で情報収集して自分に合ったパート先を探すのは至難の業かもしれません。
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執筆者情報
看護師、ブランクからの求人 編集部
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